そんな時に使えるのが start off on the wrong foot
(間違った足を先に踏出す→出だしで失敗する→出だしでつまずく)。
特に新たな人間関係の滑り出しで失敗することを意味します。
Give me some advice. I don't want to start off on the wrong foot.
スタートでつまずきたくはないので、なにか良いアドバイスを下さい。
人との関係は、『最初の一歩』のふみだしかたが大切だという表現なので、
step off on the wrong footとも言います。
She stepped off on the wrong foot in her new job.
彼女は新しい職場で、スタートでつまずいてしまった。
どうしちゃったんでしょうね。お客さんと知らずに無礼な応対をしてしまったとか...。
To avoid starting off on the wrong foot with your clients,
make sure you understand what they expect you to do.
(クライアントとの間に最初からスムーズな関係を築くためには、まず相手が貴方になにを期待しているかを正確に理解することが大切です)
反対に「いいスタートをきる」は、start off on the right foot(正しい足を先に出す)。
「スタートをきる/はじめる」をstart offからget offに変えた、
get off on the wrong foot/get off on the right footも全く同じ意味です。
My relationship with my son’s new teacher got off on the wrong foot.
息子の新しい担任の先生との関係は、ギクシャクした滑り出しになってしまった。
Sometimes it's hard to fix things when you get off on the wrong foot.
出だしでしくじると、後で修復するのが難しいこともある。
"get off to a good start" という表現もあります。文字通り『良いスタートをきる』です。 We got off to a very good start in 2009.
今年はとてもいいスタートがきれた。
そう言いたいですね。
朝からとにかく機嫌が悪く、『誰とも口を聞きたくない』オーラを全身から発して
会社にやって来る人だっています。
そんな時に使えるのが “He must have got out the wrong side of the bed.”
(ベッドの『間違った側』で起きた→機嫌が悪くて、誰とも口をききたくない)と言う意味です。
昔はベッドの左側が『良くない側・アンラッキーな側』と言われていたという説もあるようですが、
今は単に『あいつ、理由はわからんけれど、とにかく朝から機嫌わるいねえ〜〜〜〜〜!』と
言う時に使う表現です。