
みなさんが、フィットネスをライフスタイルに組み込む時、
良いインストラクターに出会えるかどうかはとても大事なことです。
けれども、一番大事なのは“自分自身”。
フィットネスクラブには良くも悪くも“噂”が飛び交っています。
「○○インストラクターのレッスンは最高!」
「○○インストラクターって最低!」
本当にビックリする位の情報が錯綜しています。
しかし、何が良くて何が悪いかは人によって違います。
周りの意見に耳を傾ける事も必要ですが、それを鵜呑みにせず、
自分の目で確かめる事が一番重要なのではないかと、ぼくは思います。
『でも、何を基準にしたら良いのか、どうもよくわからない』
という方には、ぼくのイチオシの方法。
『動きうんぬんよりも、呼吸のタイミングが同じ人を探しましょう!』
『?????』
キョトン顔のみなさんが見えるようですので、もう少し説明しますね。
レッスンを受けた時、インストラクターの「言葉を発するタイミング」
「動きを繰り返す回数」「動きの細かさ」などが、動いて心地良いかどうか。
まずはご自分できちんと感じてみましょう。
心地良さとは、呼吸のタイミングに由来していると思います。
「息が合う」と当人同士も、また端から見ていても気持ちの良いものですよね。
ですから、自分でレッスンに出て、呼吸のタイミングが合う
インストラクターを探してみて下さい。
誰かさんが「良いレッスンだ」と言っても、自分にとって
心地良くなければ長続きはしません。
そして、そのインストラクターが持っている情熱と、
ご自身の情熱がその時点で重なったら、フィットネスを楽しく、
ずっと続けて行く事が出来ると思います。継続は力!です。
では、ぼくにとって良いインストラクターとは何か。
それは『スマートなインストラクター』です。
最近、お笑いがブームですね。
テレビをつければ、お笑いタレントがわんさか出ています。
面白いと感じるかどうか。それも‘スマートさ’に左右されているのではないでしょうか。
ここで言う‘スマート’とは、学歴ではなく「頭がキレる人」「頭の回転が早い人」のこと。
これが、インストラクターにも通じると思うんです。
現在のレッスンは「ノリ」では出来ないほど緻密になっていますが、
中には、明らかに「その場のノリ」でレッスンを行ったり、コンビネーションを作って、
憶えて、ただそれを提供するだけというインストラクターもいないわけではありません。
そうした人たちと、機能解剖学的な見地にたってコンビネーションを組み立てている
インストラクターとでは、出来上がった『作品』の‘深み’や‘味わい’などに、
明らかな差が出て来ると思います。
また、『作品』をきれいに見せる事が出来なければ、インストラクターはそれを
発表するべきではないとも思います。
なぜならば、きれいな形を作り出す為にはスムーズな筋肉の導引が必要になりますから、
美しくないということは、体にどこか無理がある可能性があるからです。
たかが1時間程度のレッスンではありますが、
インストラクターにとってその1レッスンはひとつの『作品』。
そういう気持ちでぼくはコンビネーションを作り、レッスンに臨んでいます。
そして、何より大切なのは『お客様目線』に立つこと。
どんなに素晴らしい『作品』でも、お客様から支持されなければ、それはただの独りよがり。
迎合するというのではなく、歩みよりが必要だと思います。
大仰に言えば「お客様と一緒に作りあげてはじめて完成するライブ」という感覚でしょうか。
レッスンでお客様との一体感を感じられた時は、本当にハッピーになります。
最後に、ズンバインストラクターを目指すみなさんへ。
ズンバの指導資格はたった2日で、しかも、かなりのお手頃価格で取得する事が出来ます。
ズンバを広めるため、ズンバをもっと深く知って楽しむためには大歓迎。
ですが、あまりにも簡単に資格取得が出来てしまうことが
『なんちゃってズンバインストラクター』の誕生に直結してしまっている気もします。
心からズンバを愛しているぼくとしては、そこがとても残念。
レッスンを「受ける」のと「教える」のでは、大きく違います。
ズンバの伝道師になりたいのであれば、せめて人前に立つ前に
『これで良いのか?』
と自問自答してからデビューしてもらいたいと、先輩インストラクターとして思う次第です。

先日産まれた4匹の子猫たちのお父さんネコ、ダルちゃん。
この子は片目がありません。
うちの庭先では沢山子ネコが産まれ、一人立ちして行きます。
外の世界は厳しいもので、産まれた子ネコがみんな元気に育つことは稀です。
子ネコみんなに手をかけてあげられればこんなに幸せな事はないのですが、
そうもいかない・・。そんな状況の中、ダルは現れました。
その時も何匹か子ネコが産まれていたのですが、一匹だけ様子がおかしかったんです。
「なんだか訳のわからない、ダルメシアンみたいな柄の子
ネコの目が開かないで、腫れているんだよね!」
いつもならその会話からどうこうなるという発展は無いのだけれど・・。
ある日、家に帰ったら、その子がテーブルの上にいる!
「??」なボク。
「病院に連れて行く!」と友人。
「元気に飛び回っている子ネコたちとは裏腹に、目が開かないこの子は
ジ〜っと座りっ放しで動かない。見ていて忍びないから」と。
翌日、動物病院に連れて行き、飲み薬と目薬をもらい治療開始。
・・・全然良くならない。
一週間後、再び動物病院へ。
「両目の摘出になるかもしれません」
「えぇっ!?」
悪魔の宣告でした。
「目が見えなくても平気なの?生きていける?幸せなんだろうか?」
あまりのショックで頭の中がグルグル回り始めた時、
先生はご自分が飼っているネコを見せてくれました。
「両目が見えなくても、家の中なら暮らしていけますよ」
その子には両目がありませんでした・・。
ショッキングでした。
「本当に可愛がってあげられるだろうか・・」
帰る道すがらずっと自分に問い続け、家に着いた時、心に決めました。
「せめて片目だけでも救おう!」
ボクは治療を続けることにしました。
少しでも時間を見つけては、先生から言われた処方を何度でもやりました。それこそ必死で。
ヘトヘトになりかけた頃、ほんの少しだけですが、やっと目が開きました。
「やった!」
喜び勇んで病院に行ったら、先生が言った言葉は
「安心するのはまだ早いです。」
「鬼ぃ〜!!!!(心の叫び)」
でも、先生の言う通り、開いた目は再びどんどん悪くなっていって・・・。
消毒や飲み薬をあげること以外、何も出来ない自分へのジレンマばかりが募る毎日。
治療を続けること一ヶ月あまり。やっと症状が落ち着きました。
「これ以上悪くはならないでしょう」
片目は綺麗に開き、残りました。
名前の由来はもうおわかりですね!
『訳のわからないダルメシアンみたいな柄』という僕の一言から
『ダル』。
今ではとっても良いお父さんっぷりで、母ネコ以上に育児をしています。
もちろん、ボクもダルが「可愛くてしょうがない」です。
この子は片目がありません。
うちの庭先では沢山子ネコが産まれ、一人立ちして行きます。
外の世界は厳しいもので、産まれた子ネコがみんな元気に育つことは稀です。
子ネコみんなに手をかけてあげられればこんなに幸せな事はないのですが、
そうもいかない・・。そんな状況の中、ダルは現れました。
その時も何匹か子ネコが産まれていたのですが、一匹だけ様子がおかしかったんです。
「なんだか訳のわからない、ダルメシアンみたいな柄の子
ネコの目が開かないで、腫れているんだよね!」
いつもならその会話からどうこうなるという発展は無いのだけれど・・。
ある日、家に帰ったら、その子がテーブルの上にいる!
「??」なボク。
「病院に連れて行く!」と友人。
「元気に飛び回っている子ネコたちとは裏腹に、目が開かないこの子は
ジ〜っと座りっ放しで動かない。見ていて忍びないから」と。
翌日、動物病院に連れて行き、飲み薬と目薬をもらい治療開始。
・・・全然良くならない。
一週間後、再び動物病院へ。
「両目の摘出になるかもしれません」
「えぇっ!?」
悪魔の宣告でした。
「目が見えなくても平気なの?生きていける?幸せなんだろうか?」
あまりのショックで頭の中がグルグル回り始めた時、
先生はご自分が飼っているネコを見せてくれました。
「両目が見えなくても、家の中なら暮らしていけますよ」
その子には両目がありませんでした・・。
ショッキングでした。
「本当に可愛がってあげられるだろうか・・」
帰る道すがらずっと自分に問い続け、家に着いた時、心に決めました。
「せめて片目だけでも救おう!」
ボクは治療を続けることにしました。
少しでも時間を見つけては、先生から言われた処方を何度でもやりました。それこそ必死で。
ヘトヘトになりかけた頃、ほんの少しだけですが、やっと目が開きました。
「やった!」
喜び勇んで病院に行ったら、先生が言った言葉は
「安心するのはまだ早いです。」
「鬼ぃ〜!!!!(心の叫び)」
でも、先生の言う通り、開いた目は再びどんどん悪くなっていって・・・。
消毒や飲み薬をあげること以外、何も出来ない自分へのジレンマばかりが募る毎日。
治療を続けること一ヶ月あまり。やっと症状が落ち着きました。
「これ以上悪くはならないでしょう」
片目は綺麗に開き、残りました。
名前の由来はもうおわかりですね!
『訳のわからないダルメシアンみたいな柄』という僕の一言から
『ダル』。
今ではとっても良いお父さんっぷりで、母ネコ以上に育児をしています。
もちろん、ボクもダルが「可愛くてしょうがない」です。
