
2010年 新たな年を迎え、今年もお菓子で多くの方々に笑顔を広めて参りたいと思います。
どうぞ よろしくお願い致します。
我が家の元旦は、大晦日を満喫した都合上、ブランチお節から始まります。
子どもの頃は、三段重箱にセオリー通りの由緒正しいお節料理が
綺麗にぎっしり並んでおり、まさしく宝石箱でした。
「ローマは一日にしてならず」ではないですが、
おせち料理は一日にして全種類味わえず、でしたね。
でも、その頃は自家製手作りでないものもいくつかありました。
御目出度い縁起物の絵のついた羊羹とか・・・
現在のお節料理は三段お重に入れることもなくなりましたが、
ほとんどが手作りになりました。
毎年アレンジを変えて色々作ります。
特に伊達巻には力が入ります。
みじん切りにしたスモークハムをまぜ込んだ伊達巻が、わたし的にはお気に入りで、
味は今時流行りの元祖塩キャラメル!?
甘しょっぱく香ばしく、それに加え玉子の黄色い地にスモークハムのピンクが映えて
見た目に、華やかです。
そしてまた余談ですが、伊達巻のディスプレイは
巻き模様が「の」の字になるようにするらしいですよ。
栗きんとんや煮豆は、加えるお酒にアレンジを効かせたり、スパイスで個性的にしたり、
有頭海老もテルミドール風に・・・
ついついノリノリで楽しくなってしまいます。ココまで来ると、お節料理ではないかしら(笑)
勿論お菓子も作ります。
実は、ショートケーキの登場回数が多いです。年頭に純粋な日本人に返るのでしょうか???
それとも、濃い目なお節料理にもいちごの酸味でさっぱり食べられるからでしょうか?
次に多いのは、ガトーバスク。
これは温めて食べるとまた更に美味しいのです。
寒い冬のデザートは、おこたに入って熱々をハフハフ!フーフー言いながら、にんまりいただきます。
それでは、今年の一番最初のメニューはそのガトーバスクにしてみましょう。
1月に作りたい 食べたい 大好きなお菓子
『 ガトーバスク 』

まず、クレームパティシエールを作ります。焦がさないように、でもしっかり火をいれて、
とろ〜りゴージャスなクリームに仕上げましょう。
バターを加えるレシピもありますが、サブレ生地にもシュトロイゼルにも
たっぷり入るので、無しでいきます。
次に、独特の食感を出してくれるシュトロイゼルを作ります。材料を全て混ぜ、
最後に生地を手でギュッと握って塊にしておきます。
サブレ生地をよーくミックスしたら、まるで陶芸の土器作りをするように、
マンケ型にポッシェでくるくる隙間無く搾り出します。
コルヌで表面を左官して、そこに冷ましておいたクレームパティシエールを流し入れ、
たっぷりシロップが浸み込んだ、まん丸プルルンなサワーチェリー(グリオット)を敷き詰めます。
仕上げに塊のシュトロイゼルを1〜2cmくらいに丸めてチェリーの上に散りばめ、
オーブンで焼きましょう。
冷蔵庫で冷やして普通に食べても美味しいのですが、先ほどお話したように、
冷めたものをレンジで温めて食べると、生地はフワフワ、クリームはアツアツとろ〜り。
チェリーは、ジュワーッとシロップが広がり、シュトロイゼルのホロホロで、
ボリューム感の中にも多彩な味わいです。
ただし、クリームでやけどをしないように十分に気をつけて下さいね!
お正月は食いしん坊のパラダイス。
やはりだいすきな食べ物はワクワク幸せモードにしてくれますよね。
(でも、くれぐれも豊富な食べ物のカロリーに見合った、適度な運動も忘れずに・・・)
だから、年の初めの寿にありがとう。


Qumico

東京都出身。
短大卒業後、幼稚園勤務。
しかし、父の誕生日に作ったガチガチなバースデーケーキや、母が犠牲になり大量に食べる羽目になったペチャンコシュークリームetcにピリオドを打つべく『ル·コルドン·ブルー』の門を叩き、シェフ達の職人スピリッツと技を学ぶ。現在は、お菓子教室『Gâteau de pocheヌフトロワサンク』で教えながら、日夜おいしい笑顔を広げようとしている。
趣味: 自然観察 クロール 作ること何でも

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| ガトーバスク | |
| ●サブレ生地 | |
| 卵 | 1コ |
| 粉砂糖 | 80g |
| バター | 80g |
| 薄力粉 | 80g |
| アーモンドパウダー | 15g |
| サワーチェリーのシロップ漬け | 適量 |
| ●シュトロイゼル | |
| 薄力粉 | 50g |
| 粉砂糖 | 25g |
| バター | 30g |
| 180℃ 40〜45min | |
| ●クレーム パティシエール | |
| 牛乳 | 350g |
| 卵黄 | 3コ |
| ヴァニラビーンズ | 1/3本 |
| 薄力粉 | 12g |
| コーンスターチ | 12g |